ラノベを学べ!ノベルス学科の秘密‐AMGノベルス学科出身作家インタビュー

ラノベを学べ!ノベルス学科の秘密‐AMGノベルス学科出身作家インタビュー

2008年10月、アミューズメントメディア総合学院ノベルス学科からデビューした作家の著作が、累計200冊を超えたことを記念して、4人の出身ライトノベル作家による座談会イベントが開催されました。

『鋼殻のレギオス』の雨木シュウスケ先生、『しにがみのバラッド。』のハセガワケイスケ先生など、多くの人気作家を輩出してきたAMGノベルス学科。ライトノベル作家を目指すための学校とは、どんなところなのか? 個人で新人賞に応募するのと何がちがうのか? イベントを前にした野島けんじ先生、鯨晴久先生、紙吹みつ葉先生、籐真千歳先生に、ぷらちながお話を伺いました!

――まず、皆さんがなぜ作家になろうかと思ったのかというところから。

野島けんじ先生

野島 ただ好きだったというだけですね。いろんな事をやりましたけど、書いているときが一番落ち着けるんじゃないかと。高校から10年間、ボクシングをやっている間も賞に送っていたんですけど、一次選考どまりばかりで。本格的にやろうということで、ノベルス学科の門をたたいた形です。

鯨 中学の頃に、自分の書いた学級新聞でクラスメイトの喜んでくれる顔を見たことで、文章で表現するのはいいなと感じたことが原点かな。高校時代は、賞の一次選考を通ったり通らなかったりだったので、一度、気持ちの区切りをつけるためにもやるだけやってみようと思いノベルス学科に入学しました。

野島けんじ
第5回角川学園小説大賞優秀賞。『ネクストエイジ』(角川スニーカー文庫)でデビュー。MF文庫を中心に執筆活動中。ノベルス学科講師として後進の育成にも務める。
⇒麻生昌希&野島けんじ共同戦線

紙吹 頭の中の物語を書き留めておきたくて、最初は漫画家が良かったんですけど、絵を練習するのが嫌で(笑)。じゃあ文章でお話だけ考えていればいいやという軽いノリで始めたのが、続けているうちに文章でないとだめになっちゃった。

籐真 高校時代に、ライトノベルで、文章というのがすごく自由で楽しいんだと知ってから、小説家になりたいという気持ちを心の奥にためていて。ノベルス学科に入って、どうすればその目標に届くのか気がついて走ってきました。

――籐真先生は、学校を卒業されてからノベルス学科に入るまでに時間がありますよね。

籐真 サラリーマンをしていました。その間、小説家をあきらめたこともありましたが、今やらなかったら一生後悔して過ごすことになると思い、2年間だけ、死ぬ気でやってみようと思ったんです。

――それぞれスタートラインは異なれど、ノベルス学科を経て作家になられた訳ですが、ここで学ぼうと思われた理由はどんなところでしょう?

鯨晴久先生

鯨 私や野島先生の頃には、小説やシナリオを教える学校はあっても、ライトノベル的なものを教える学校は選択肢がなかったので、先駆けですね。たまたま『ザ・スニーカー』の雑誌広告を見て、こういう学校があるんだと。

――紙吹先生や籐真先生は世代が違いますよね。

紙吹 説明会で、甘いところではない、結局は自分でなんとかしないといけない事だから、ノベルス学科はその手伝いをしてくれるところだと言われて、ああ、正直だなと感じたんですね(笑)。それで、入学してがんばってみようという気になったという。

鯨晴久
スニーカーキャラクター小説賞入選。『おーぷん・ハート~ロケットライダーがいた日~』(角川スニーカー文庫)でデビュー。HJ文庫などで執筆活動の他、ゲーム『戦国BASARA2』シナリオなど多方面で活躍中。ノベルス学科講師。

籐真 自分は、入学前に説明会で他の3人の先生のお話を聞いたことがありまして(笑)。必要なことを具体的に、ひとつずつクリアしていけば無理な話ではないと教えて頂いたことで、仙人の様に思えたプロの世界が、走れば届く場所かもしれないと思えました。

――職業としての作家というビジョンをきちんと見せてくれたということですね。

鯨 夢みたいにふわふわしたイメージではなく、着実に踏めるステップを示す。あと、プロの作家から具体的に「私ならこうする」と教わることで、「自分ならどうするか」を考えられるようになるのは大切じゃないかな。

紙吹 印象的だったのが、「私の言うことを信じないでください」という先生が何人かいたこと(笑)。いろんな作家の自分流があって、根底は一緒でも過程は違ったりするから、自分のいう事を鵜呑みにしないでほしいって。

鯨 噛み砕いて自分の物にしてくださいということだよね。マニュアルに従えば絶対、というなら、君じゃなくても書けるという話になっちゃうので。あくまで、自分ならではの作品を書く手伝いであるという。

ノベルス学科卒業生作品200冊突破!!
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