知ってる?ペンタブレット イラストレーターの必須アイテムに迫る!
卒業・入学シーズンを迎えて、自分のPCを手に入れる人も多いのではないでしょうか? PCでイラストを描くなら、この機会にぜひ手に入れておきたいアイテムが“ペンタブレット”です。
そんなペンタブレットについて知ってみよう!ということで、アミューズメントメディア総合学院キャラクターデザイン学科でイラストレーターを目指す学生と一緒に、ペンタブレットのトップメーカー、株式会社ワコムの東京支社を訪問。流通営業部マーケティンググループの矢野幸治さんにお話をうかがいました。
これからデジタルイラストレーションを始めよう!という人は必見です。
■ペンタブレットとは?
ペンタブレットは、“タブレット”という板のような装置の上でペンを動かすことで、デジタル環境でも手で描くように絵や文字を入力することができる入力機器です。
かつては、プロのイラストレーターやCGデザイナーといった一部の人々だけが使っていたペンタブレットですが、PCの普及とともに、デジタル環境で絵を描くユーザーはもちろん、ビジネスの舞台や一般家庭でも広く使われる様になってきました。
キーボードやマウスに不慣れな人にとっても、いつも使っている“ペン”で文字や絵を書くことができるペンタブレットは、思い通りにPCを使いこなせる便利なアイテムとして馴染みのあるものとなっています。
■ワコムのペンタブレット
――世界で使われるペンタブレットのおよそ70%がワコムの製品だということですが、ペンタブレットにはどのようなものがあるのでしょうか?
現在、ワコムが発売するペンタブレットは、ビジネス向けの小型なものを除くと、大きく分けて3種類になります。低価格で、ちょっとしたイラストや年賀状の作成、デジカメ写真の加工などがすぐに出来る様なソフトをセットにした入門機“FAVO”(ファーボ)。世界中でプロのクリエイターに愛用されている高機能モデル“Intuos”(インテュオス)。そして最先端の入力装置として注目を集める液晶ペンタブレットです。
ワコムのペンタブレットは、独自の電磁誘導方式によって、ペンには電池もケーブルも必要がないのが特徴です。ペンをひっくりかえすと“消しゴム”として使える機能も大変便利ですよ。