知ってる？ペンタブレット イラストレーターの必須アイテムに迫る！
■液晶ペンタブレットCintiq
――Intuosは学校でも使っていますが、液晶ペンタブレット“Cintiq 21UX”は初めて触りました。
画面に、直接ペンで描くことができる液晶ペンタブレット“Cintiq”（シンティック）は、ペンタブレットを使ったことがあるユーザーなら一度は考える「画面に直接書き込めればいいのに！」という想いを実現する究極のペンタブレットです。
紙の原稿を扱うように、画面を縦横自由に回転させて使うことができるので、絵を描く人にとっては、とても便利なアイテムでしょう。
――画面も21.3型と大きいのですが、かなり角度をつけても見やすく綺麗なのがいいですね。これなら思い通りの絵が描けそうです！
Cintiq 21UXは約30万円と高価なアイテムだけに、液晶も高性能のものを採用しています。もちろんペンタブレットとしての機能は、Intuos3と同じですので、描画も快適ですよ。
最近ではプロのイラストレーターや、マンガ家さん、CG制作スタジオなどでも採用され、好評を頂いています。
■活躍するペンタブレット
――普段、何気なく使っているペンタブレットですが、実はとても奥深いものだったんですね。
実は、ワコムのペンタブレットは、クリエイター以外の人々にも広く使われているんです。
たとえば、大きな病院には医師が書くカルテが電子化されているところがあります。このカルテに診察内容や治療方針を書き込んだりするためにペンタブレットが使われています。警察や消防の指令室でも、緊急電話で受けた内容を、速く的確に記録するためのツールとして、ペンタブレットが活躍しているそうです。
また、マイクロソフトが提唱した“タブレットPC”という、ウィンドウズの画面に直接ペンで文字や線を書くことができるタイプのノート型PCが、様々なパソコンメーカーから発売されていますが、そのほとんどがワコムの入力装置を採用しているので、レノボ社のタブレットPCでも、富士通のタブレットPCでも、すべて同じペンで操作することができるんですよ。
■ペンタブレットユーザーのみなさんへ
――色々とお話をうかがいながら、IntuosやCintiqを触ってみて、ワコムのペンタブレットが多くのクリエイターに支持されている理由が解った気がします。最後に、ペンタブレットを使うユーザーに、メッセージをいただけますか？
ワコムは、少しでも使いやすく、高性能なペンタブレットを目指して開発をしています。でも、ペンタブレットはあくまで一つの道具にすぎません。
クリエイターにとって一番大切なものは想像力だと思います。皆さんがペンタブレットで想像を形にすることで、素晴らしい作品をどんどん生み出してくれることを期待しています。私達は、そのためのお手伝いが出来たら嬉しいですね。
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